ARと5G活用の遠隔操作!日立建機がショベルなどで実証

  • 0
  • 1
遠隔操縦モニターに表示されるAR映像(現況地盤)

日立建機は22日、加藤組(広島県三次市)、西尾レントオールと共同で、26日―3月5日に広島市西区の太田川放水路河川敷で、第5世代通信(5G)を活用した建設機械の遠隔操縦実験を行うと発表した。オペレーターが油圧ショベル、ブルドーザー、土木用振動ローラーの3種類の建機を5Gの一般回線を用いて遠隔操縦し、5Gの有効性を検証する。

各建機に前方映像用カメラ、車内用カメラ、全方位カメラを1台ずつ設置。カメラ映像と操縦の信号データを、5Gを活用して遠隔操縦席と現場の間で伝送する。遠隔操縦席は現場から約3キロメートル離れたビル内に設ける。

オペレーターの操作性向上のため、拡張現実(AR)技術を活用して、地盤面とバケットの爪先位置をカメラ映像に重ねて表示。カメラ映像だけでは補えない奥行き情報をオペレーターに提供することで、操作性を高める。3次元設計データのAR映像を遠隔操縦モニターに表示することも可能で、施工をさらに効率化できるとみている。

今回の実験は内閣府の「官民研究開発投資拡大プログラム」の一環。5Gの遠隔操縦はコマツもNTTドコモと、鉱山向け大型ブルドーザーで実験している。


【関連記事】 建機業界が大注目する異色のレンタル会社

キーワード
5G AR

関連する記事はこちら

特集