日立がドローンの空撮映像で災害状況解析!高精度AI開発

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飛行するドローン(イメージ)

日立製作所は、飛行ロボット(ドローン)などの空撮映像から災害状況を高精度に解析できる人工知能(AI)技術を開発した。映像解析の国際ワークショップでトップレベルの認識精度を出した。今後は自治体や設備保守、保険会社などと協業し、今回の基礎技術を発展させて災害対策支援につなげる。

開発したAI技術はドローンやヘリコプターからの空撮映像を使い、災害発生時に迅速に現場の状況を把握できるようになる。損害・環境・インフラ・乗り物・水の5カテゴリー32クラスを対象とし、大小を問わず複数の災害状況やモノを同時に認識可能だ。

また、注目すべき領域を判断する機構を採用し、人の目で見つけにくい小さいモノも発見できる。地滑りなど学習サンプル数の少ない災害でも高精度な認識を実現した。

参加した国際ワークショップ「TRECVID 2020」は米国国立標準技術研究所が主催し、全世界から著名な企業や大学が集まる権威ある競技会だという。

日刊工業新聞2021年2月22日

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