アサヒグループの次期社長は「国際派」のエース、グローバル事業加速か

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小路明善社長(左)と次期社長に昇格する勝木敦志専務

アサヒグループホールディングス(GHD)は12日、3月25日付で勝木敦志専務(60)が社長に昇格し、小路明善社長(69)が代表権のない会長に就く人事を発表した。泉谷直木会長(72)は特別顧問に退く。

勝木氏は豪州の現地法人トップを経て、2017年から海外事業の担当役員となり、「国際派の第一人者」(小路氏)として、手腕を発揮。20年に契約を完了した豪ビール最大手カールトン・アンド・ユナイテッド・ブルワリーズ(CUB)の買収では小路氏を最高財務責任者(CFO)として支えた。

小路氏は16年に社長に就任後、欧州や中東のビール会社を相次いで買収するなど、海外事業の基盤を構築。グローバルとローカルを融合した「グローカル」戦略を掲げ、主力のビール「スーパードライ」をグローバルで拡販する中、国際事業の経験、人脈が豊富な勝木氏に経営のバトンを渡す。

【略歴】勝木 敦志氏(かつき・あつし)84年(昭59)青山学院大経営卒、同年ニッカウヰスキー入社。02年アサヒビール(現アサヒGHD)に転じ、17年取締役、18年常務、20年専務。北海道出身。

日刊工業新聞2021年2月13日

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