「ミスタードーナツ」が出前館と組み宅配サービス

事業会社「ダスキン」が売り上げ減カバーへ

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ミスタードーナツ公式インスタグラムより

ダスキンはミスタードーナツ事業で、日本最大級の出前サービスを手がける出前館と組み、宅配サービスを始めた。東京都や大阪府など16の都道府県にある約80カ所の店舗で注文できる。新型コロナウイルス感染拡大の影響でイートイン(店内飲食)の需要が落ち込む一方、テークアウト(持ち帰り)が伸びており宅配サービスで商機を広げる。食事配送サービスのウーバーイーツやDiDiフードとの連携も検討する。

出前館のサイトから注文して宅配サービスが可能なメニューは、定番ドーナツのセットや新商品のセット販売が中心となる。1500円(消費税込み)以上で送料が安くなるなど出前館独自のクーポンも提供する。

ダスキンの2020年4―9月期のミスタードーナツ全店舗の売り上げは、前年同期比約10%減の331億円だった。4―5月は商業施設の休業や時短営業に合わせた営業に迫られた上、店舗内の感染症対策で席を間引くなどが影響し、イートインの売り上げが4―9月期に同32億円減少した。

一方、テークアウトは需要増に伴い単価と客数がともに伸び、売り上げは同15億円増加した。テークアウトでもコラボ商品の開発を強化し、顧客獲得に力を注ぐ。

日刊工業新聞2020年12月30日

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