二足歩行の小型ロボット、小・中学校のプログラミング学習授業向けに供給

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リビングロボット公式サイトより

【福島】リビングロボット(福島県伊達市、川内康裕社長、070・2653・1376)は、小型の二足歩行ロボットの量産を始めた。2021年2月までに850台を生産して全国の学校などへ供給する。関東と関西で2社と代理店契約を結び、21年2月末から個人も含めて全国で一般販売を開始し、5月末までに累計1800台以上を生産する。

量産するのは「あるくメカトロウィーゴ」で高さ13センチメートル、重量230グラム。照度センサー、カメラ、距離センサー、加速度センサーなどを内蔵し、ブラシレスモーター8個を搭載。二足歩行や障害物の感知、両手の上げ下げ、立ち上がりなどさまざま動作が可能。

リビングロボットはこれまでプログラミング学習用に福島県と福岡県の小・中学校へ1台10万円弱で計75台を納めた。全国の学校やプログラミング教室、個人などからの引き合いが多く量産することにした。製造コストを削減する狙いもある。

アサヒ電子(福島県伊達市、菅野寿夫社長、024・584・2111)が生産ラインを整備し、組み立てる。同社は今回の二足歩行ロボットの生産を機に、ロボットの生産を強化する方針。リビングロボットは一般販売の開始に伴い、ユーザーのニーズに合わせてプラットフォーム(基盤)を進化させて、6月以降も量産体制を維持する。

メカトロウイーゴは造形家の小林和史氏のオリジナルデザイン。キャラクターの知的財産権を管理する講談社とリビングロボットが共同で、二足歩行ロボットとして商品化した。リビングロボットは18年に発足。これまで受け付けロボットや商品説明ロボット、案内ロボットなどを開発してきた。

日刊工業新聞2020年12月25日

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