トヨタがHVシステム刷新!小型&低コスト&高出力に。採用モデルは?

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全面改良で第5世代ハイブリッドシステムを採用するミニバン「ノア」

トヨタ自動車は現行のハイブリッドシステムを2021年末―22年初頭めどに刷新する。第5世代となる新型ハイブリッドシステムはモーターの径などをシリーズ化し、効率的に幅広い車種への展開をしやすくする。トヨタは新設計思想「TNGA」で車体やエンジンの共通化を進めており、その概念をハイブリッドシステムまで広げる考え。まずミニバン「ノア」と「ヴォクシー」の全面改良モデルに採用する予定。

新世代ハイブリッドシステムの初搭載をハイブリッド車(HV)「プリウス」以外にするのは今回が初めて。第5世代のハイブリッドシステムは、より小型化と低コスト化を進めるのに加え、体積あたりの出力を高める方針。

第5世代から車型の出力に応じてモーターの巻き線数などを作りやすいようにシリーズ化することで、新ハイブリッドシステムを搭載した電動車をより効率的に幅広く投入できることにもつなげる。

21年末―22年初頭に全面改良する予定の新型ノアとヴォクシーは、TNGAによる新開発のプラットフォーム(車台)を採用し、低重心化で安定感を高めて軽量高剛性化を図る方針だ。

ノアとヴォクシーは広い車内空間などで根強い人気があるミニバンの兄弟車。HVの設定など前回の全面改良は14年だった。他の車種と比べてパワートレーンの刷新が進んでいないことや、高出力化がプリウスよりミニバンといった車型の大きい車種での走行性能により寄与すると判断したとみられる。


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日刊工業新聞2020年9月28日

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