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月間売上が10億円突破の村上農園、巣ごもり需要で豆苗の販売急伸

月間売上が10億円突破の村上農園、巣ごもり需要で豆苗の販売急伸

巣ごもり需要で販売が増えている豆苗

村上農園(広島市佐伯区、村上清貴社長、082・923・6080)は、豆苗などの野菜の販売増に対応するため、2021年に宮城県内に生産施設を開設する。広島や千葉などに続く、8カ所目の生産拠点となる。

同社の8月の売上高は10億3700万円を突破した。月間で10億円を超えるのは初で、2015年6月から約5年で2倍となった。

中でも豆苗の販売が好調で、野菜価格高騰に加えて、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要で販売が急伸。売り上げ増に寄与した。

豆苗は植物工場で生産するため、天候に左右されず、1年を通じて出荷できることから価格も安定している。猛暑で野菜価格が高騰した今夏は需要が急拡大した。

同社は豆苗やスプラウト、かいわれだいこんなど発芽野菜などを生産、販売している。

日刊工業新聞2020年9月15日

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