ブリヂストンの新技術を結集した鉱山向け高耐久タイヤがスゴい!
ブリヂストンは、鉱山向け建設・鉱山車両用タイヤ「ブリヂストン マスターコア=写真」を発売した。強靭(きょうじん)な耐久性能を実現し、車両の稼働時間の最大化に寄与する。顧客ごとに異なる鉱山の現場やオペレーションの計画に合わせてタイヤをカスタマイズでき、最適な性能を提供する。
石橋秀一グローバル最高経営責任者(CEO)は「内製スチールコードをはじめ素材、構造、製造技術を含む当社独自の新技術を結集し、断トツの高耐久性能を実現させた強靭なタイヤ」と強調する。
すでに43の鉱山でテストマーケティングを実施。メキシコの金鉱山での実証では、他の性能を犠牲にせず、車両スピードが従来比5%速くなるという結果が出た。米国の銅鉱山では許容荷重が同12%増との実証結果が出ている。
また、同社が力を入れているタイヤモニタリングや運行データ情報などのソリューション事業と組み合わせることで付加価値の拡大を目指す。