急斜面の草刈りは「アラフォー傾子」にお任せあれ!

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キャニコム(福岡県うきは市、包行良光社長、0943・75・2195)は、小型で無線操縦式の草刈り機市場に進出した。欧州のワイナリーなど傾斜地の開墾向け需要があるほか、国内では人が作業しにくい狭い場所や急斜面での利用ニーズが高まっているため。第1弾で約40度の斜面に対応する急斜面専用機(写真)を発売した。

同機の名称は「アラフォー傾子(けいこ)」。59センチメートルの低い車高と低重心のデザインが特徴。河川敷ののり面などでの利用を見込む。価格は671万円(消費税込み)。小型で無線の草刈り機市場は未成熟のためユーザーの要望や意見を集めて今後の開発に生かす。

無線操縦は車体が傾いたり転倒したりしても操縦者は安全を保つことができ、太陽光パネルの下など人手による作業が難しい場所で使える。

アラフォー傾子は100メートル離れての操作が可能。クローラー式の足回りは左右が独立して駆動し、不整地でも安定走行できる。草刈りは32枚のY字型のハンマーナイフを縦に回転させてたたくように行う。逆回転を加えてツルなどの巻き付きを防ぐ。刈り刃部分の高さは変えられ背が高い草にも対応する。

キャニコムは刈り幅が1メートルを超える大型の無線草刈り機を10年ほど前から製品化している。河川敷などで草に覆われた部分に大きな段差や穴、ぶつかると危険な物が隠れている可能性があり、安全性を考慮して使われている。

日刊工業新聞2020年8月3日

キーワード
草刈り機 ワイナリー

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