人と重機の接触をAIで防ぐ、清水建設の監視システム

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画像解析AIによる骨格推定

清水建設は22日、東京大学発の人工知能(AI)ベンチャー、Lightblue Technology(東京都文区)と共同で、山岳トンネル現場における人と重機の接触災害を回避するためのシステム「重機搭載型AIカメラ監視システム」を開発したと発表した。

新システムは単眼カメラユニットと画像解析AIで構成。人が取るさまざまな姿勢の骨格の状態を学習した画像解析AIにより、画像中に身体の一部しか映っていない状況や不動でも人の存在を検知する。人と重機の距離が5メートル以下になると、作業者と重機オペレーターに警告音、ライト点灯、モニター表示などで注意を促す。コンパクトで安価な単眼カメラだが、高価なステレオカメラ並みの距離推定精度を確保した。

実証試験では検知精度が9割超と高い割合で確認しているという。今後、清水建設は神奈川県内で施工中の新東名高速道路萱沼トンネル工事に同システムを装備した重機を導入し、適用性を検証する。

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