JR西日本、新幹線を含む全路線で「時間差料金制」検討

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JR西日本の在来線

JR西日本の長谷川一明社長は新幹線含む全路線を対象にピークロードプライシング(時間差料金制)導入の検討を始める方針を明らかにした。利用者の時間的・季節的な混雑を緩和する狙いで、新型コロナウイルス感染症対策としても有効とみる。鉄道運賃変更は「国の認可や、各社と足取りを合わせる必要がある」(長谷川社長)ため、導入時期は未定としている。

社内では既に非公式の勉強会を始めたという。近畿圏の在来線利用者は6月が前年同月比38%減、7月(19日集計)は前年同期間比33%減と横ばいで推移する。新型コロナ第2波や6月の豪雨により低水準が続いている。

長谷川社長は「新型コロナ発生前の状態には戻らない前提で、持続可能な経営やサービス提供のあり方を考える」とし、運賃や新しい需要の創出を課題として挙げる。

日刊工業新聞2020年7月23日

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