進化するバーチャルお試しメーク、動く顔にも!

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ワタシプラスと連携するメークアプリ「カラーシミュレーション」

資生堂は自社の電子商取引(EC)サイト「ワタシプラス」に、アイシャドーや口紅などを試せる機能を搭載する。同サイトのリンク先であるシミュレーションページで写真にメークを施せる。資生堂ジャパンDX推進部ジャパンテクノロジーハブグループの増田卓矢氏は「通常のシミュレーションと違いリアルな塗布感がある。グラデーションや質感など再現度が高い。店頭で試しているような感覚で買い物ができる」と胸を張る。

スマートフォンアプリケーション(応用ソフト)「カラーシミュレーション」を使えば動いている顔にメークができる。試したい商品を自由に選べるほか、肌の明るさから似合う色を提案するカラーセレクト機能もある。

同アプリはワタシプラスとつながっており、気に入った商品はカートに入れて購入できる。店頭では到底できない数のバリエーションを試せるというバーチャルの利点が生きるという。今年の母の日はワタシプラス内の特設ページに母の写真をアップロードすると、似合う口紅の色を提案してもらえるキャンペーンを展開。プレゼント選びに貢献した。

この“提案機能”は活用範囲が広がる可能性があるという。増田氏は「シミュレーションの前後を大切にしたい。購入した製品の使い方を提案する機能も検討中だ」と明かす。

同社の肌診断アプリ「肌パシャ」もワタシプラスとつながる。ECでありながら店舗での購入に引けを取らない情報量を提供する。商品にとどまらず、多くの“体験”もオンラインで提供していく。(門脇花梨)

日刊工業新聞2020年7月17日

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