コロナ対策は?政府・AI戦略の追加実施項目はこれだ!

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政府の人工知能(AI)に関する有識者会議は、国が実施すべきAIの施策などを示す「AI戦略」への追加項目として、2020年度以降に取り組む新しい項目の案を示した。AIの信頼性確保や人文・社会科学と数理・情報科学との融合に関する研究開発、新型コロナウイルス感染症対策へのAIの活用などを挙げた。各府省庁の21年度予算概算要求に反映される見通し。

政府は19年6月に策定した「AI戦略2019」の追跡調査を実施。取り組みの8割強が計画通りに進んでいるとした。一方、有識者会議は、新型コロナなど新たな課題に対応するため、20年度以降に実施する取り組みを項目案に盛り込んだ。

すでに理化学研究所はAIの説明性や安全性などを担保する研究開発を強化。さらにAIを利用した感染伝搬防止のための行動シミュレーションなど新型コロナ対策の研究開発を始める。

またAI戦略2019では健康医療介護や農業、スマートシティーなどを重点5分野としていたが、新たに「モノづくり」を重点分野に加える案を示した。モノづくり現場の暗黙知(経験や勘)の伝承・効率的活用を支え生産性を向上させるAI技術を開発することを盛り込んだ。

日刊工業新聞2020年6月24日

キーワード
AI 新型コロナ 政府

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