コロナで打撃の飲食店やライブハウス支える、「ファン発信型」でクラウドファンディング
一般社団法人はろとくわ(大阪市北区、千葉直愛代表理事、050・3590・8619)は、全国のサービス事業者を対象に「ファン発信型」クラウドファンディング「はろとくわ」を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けているサービス事業者を支援する。サービス事業者の顧客らが推薦人となり、「はろとくわ」に店舗の推薦をすることで掲載手続きが始まる「ファン発信型」なのが特徴。
対象は飲食店、美容院、ネイルサロン、ライブハウス、ミュージシャン、パーソナルトレーナー、病院、介護施設など、地域・業種の制限はない。喫緊の資金需要対応のため、原則として申請から24時間以内での掲載が可能。集まった支援金は回数無制限で無料で引き出せる。
店舗側の手数料負担はなく、集まった寄付額から手数料8・4%を徴収する仕組み。掲載期間は90日。推薦人や店舗の登録は、はろとくわのホームページで行う。
はろとくわは新型コロナの感染拡大に伴い苦境にある事業者支援のため、弁護士、税理士、エンジニア、現役大学生ら有志によって設立された。
日刊工業新聞2020年5月25日