熊本に大豆由来の「植物肉」工場、AI使い肉の味や香りに近づける

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【熊本】DAIZ(熊本市中央区、井出剛社長、096・363・8800)は、大豆由来の植物肉を年間5000―7000トン生産する国内最大級の工場を熊本県内に建設する。投資額は約15億円。操業は2021年を計画する。官民ファンドの農林漁業成長産業化支援機構(A―FIVE)などを引受先とする第三者割当増資によりスタートアップのシリーズAの投資ラウンドにあたる総額6億5000万円を資金調達した。

DAIZは大豆由来の植物肉原料の量産と研究開発の体制を強化する。年内に年間生産3000トン体制を構築。調達資金のうち約3億円で熊本県益城町の工場(写真)に肉の食感を再現する押出成型機3台を導入する。22年度に年間売上高を30億円に引き上げ、その後、新規株式公開(IPO)を目指す。

研究開発は同社の植物肉原料「ミラクルチップ」の味や香り、食感がテーマ。人工知能(AI)を使って植物肉の味や香りを実際の豚、牛、鶏肉のさまざまな部位の味や香りに近づける技術開発を進める。

A―FIVE以外の引受先は、三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合(三菱UFJキャピタル、東京都中央区)、OCP1号投資事業有限責任組合(岡三キャピタルパートナーズ、同)、ニチレイフーズ(東京都中央区)、果実堂(熊本県益城町)。

日刊工業新聞2020年5月19日

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