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【新型コロナ】民営化以降、JR全社で初。「北海道」が来月から一時帰休

【札幌】JR北海道は5月1日から同社の従業員約1450人を対象に「一時帰休」を実施する。新型コロナウイルス感染症の影響で鉄道利用者が大きく落ち込んでいるため。一時帰休の実施は国鉄の民営化以降、JR全社で初めて。

対象は営業系統約400人、運輸系統約300人、本社や道外事業所の事務職員が750人。1人当たり1カ月に数日程度の休日となる見通し。嶋田修社長は「雇用を維持するための実施。企業存続のためにはあらゆる手を打つ」とし、一時帰休中の賃金は減額せずに国の雇用調整助成金を活用する考え。現時点では7月23日まで実施する予定だ。

日刊工業新聞2020年4月17日

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