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足の疲労激減!?写真で簡単注文できるオーダーメードの矯正インソール

スリッパに入れて屋内使用も可能
足の疲労激減!?写真で簡単注文できるオーダーメードの矯正インソール

足骨格矯正オーダーメードインソール

ジャパンヘルスケア(東京都渋谷区、岡部大地社長)は、スマートフォンと3Dプリンターで作るオーダーメードインソール「HOCOH(ホコウ)」を16日に発売する。一人ひとりの足に合わせてインソールをデザインし、外反母趾(ぼし)や足首の歪みなどを矯正する。建設作業員などが参加した効果検証では、足に疲れやすさがあった人の75%が改善した。価格は消費税込みで1万9800円で初年度1万足の販売を目指す。

ユーザーはスマホで自分の足の写真を6枚撮って送ると、医療者が足の形や状態を分析してインソールを設計する。3Dプリンターでコア部品を製造し、表層の貼り合わせなどは職人が手作業で仕上げる。購入から約4週間で製品が届く。

硬いインソールで体重を受けとめ、足の歪みを矯正。矯正範囲は足首やかかとから指の付け根あたりまでの足骨格。外反母趾の悪化予防や足のアーチがなくなる扁平(へんぺい)足などのトラブルに対応する。

112人に2カ月間利用してもらったところ、足に疲れやすさがあった人の約75%、腰痛があった人の約50%に改善がみられた。

新型コロナウイルス対策で外出自粛が続くが、インソールはスリッパに入れての屋内使用も可能。運動不足解消のために人通りの少ない時間帯を選んでウオーキングや散歩に出る人が増えていた。

ジャパンヘルスケアは足の専門医が起業したベンチャー。診察や治療だけでは届かない人たちに、予防医療の観点から起業しアプローチしている。

日刊工業新聞2020年4月16日

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