AI利用、バーチャルオペレーターシステム発売―アドバンスト・メディア
“アミ”と“アオイ”が活躍します
アドバンスト・メディアは、人工知能(AI)を利用した対話型バーチャルオペレーターサービス「AmiAgent(アミエージェント)=写真」を10月1日に発売する。人に代わって顧客からの問い合わせ対応や雑談対話、販売促進などを行い、コスト削減と利便性向上を実現する。コンタクトセンターを中心に、金融機関、交通機関、宿泊施設など幅広い業界に向けて3年間で30社への導入を見込む。
アミエージェントの初期費用は200万円から(消費税抜き)で、月額利用料は個別に見積もる。
同社の音声認識エンジン「AmiVoice(アミボイス)」と対話エンジン「AOI(アオイ)」を軸に、音声合成エンジン、キャラクター、外部システム接続用インターフェースを搭載した。発話内容をアミボイスが文字化し、アオイが内容の解析と返答用の文字データやキャラクターの表情などを生成、音声合成エンジンを通じて返答する。
コンタクトセンターの場合は、住所問い合わせなど定型的な質問にはAIが対応し、苦情、相談などは内容を伝えた上で適切なオペレーターに転送する。
スマートフォン向けアプリケーション(応用ソフト)、自動応答電話サービス、パソコン、ロボットなど、さまざまなデバイスに同内容の対話サービスを提供する。対話内容からユーザーの好みを学習し、個々に最適な対応を行う。外国人観光客に向けて外国語にも順次対応する。
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コンタクトセンターの場合は、住所問い合わせなど定型的な質問にはAIが対応し、苦情、相談などは内容を伝えた上で適切なオペレーターに転送する。
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日刊工業新聞2015年09月29日 電機・電子部品・情報・通信面