子どもを個別指導する「先生ロボット」、学習塾向けに本格展開

対象児童の学習結果をすべて記録

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学習塾向けに展開する先生ロボット

ソリューションゲート(東京都荒川区、鈴木博文社長、03・6806・6400)は、学習塾向けの「先生ロボット」を4月から本格展開する。小学生以下の子どもを想定し、対象児童の学習結果をすべて記録、それに基づいて個別の学習指導を行う。ロボット単体の消費税抜きの価格は20万円程度。教育コンテンツと学習管理システムをセットで展開し、2020年度にロボット販売で100台を狙う計画だ。

個別指導塾向けの展開を考えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一斉休校で、学童保育の講師に使えないかなどの相談が急増。塾についても3社から貸し出し希望がきているとし、レンタルの展開も視野に料金設定を急ぐ。

先生ロボットは東京都立産業技術研究センターの公募事業に採用され、学習塾に19年12月から計5台を実証実験で稼働させている。ロボットは高さ32センチ×幅26センチ×奥行き16センチメートルの卓上サイズで、顔の部分が黒板代わりの画面になり、児童と1対1で分数の仕組みや台形の面積などの教育コンテンツを学ぶ。

ロボットが動画と音声で学習内容を説明し、テスト問題に正答すると「できるようになったね!」などと声がけして、子どものやる気を促す。ロボット本体や人工知能(AI)は、ユニロボット(同渋谷区)の「ユニボ」がベース。


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日刊工業新聞2020年3月13日

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