大阪・梅田で最大規模の高層マンション完成 地上50階建て
東急不動産と住友商事、住友不動産の3社が大阪市北区で開発を進めていた、地上50階建ての超高層分譲マンション「ブランズタワー梅田North=写真」を完成した。大阪のホテル御三家と呼ばれた旧「東洋ホテル」の跡地に立地する。総戸数は635戸で、大阪中心部の梅田エリア最大規模のマンションという。ほぼ完売し、11日より順次入居が始まる。
同マンションは大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の中津駅に直結し、JR大阪駅からも徒歩12分と交通利便性に優れる。建物の延べ床面積は6万8752平方メートル。ホテル跡地の環境を考慮し、高級感のある内装やエントランスを設けた。24時間有人の管理体制を徹底し、ポーターサービスも導入している。
3社は大阪市内で多くのタワーマンションを手がけた開発ノウハウを結集した。大阪市内中心部のマンションは、若年層を中心に職住近接志向やシニアの都心移住、富裕層の投資などで人気を集めているという。
日刊工業新聞2020年3月6日