【新型コロナ】IHIの殺菌装置、病院向けに月産10倍に

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観光バスなど大型車両向け脱臭除菌空気清浄機

IHIはオゾン殺菌装置を増産する。新型肺炎の感染拡大で、各方面から引き合いが急増している。4月から子会社のIHIアグリテック(北海道千歳市)の岡山事業所(岡山市東区)で、観光バスやホテル向け機種を現状比8倍の月産40台、病院向け機種を同10倍の50台などにそれぞれ引き上げる。感染拡大の行方次第でさらなる増産も視野に入れる。

IHIアグリテックは救急車などオゾン車両向けや、高齢者施設・ホテル向け脱臭除菌空気清浄機、病院向けスリッパ殺菌ディスペンサーなどを手がける。過去の重症急性呼吸器症候群(SARS)や新型インフルエンザなどで納入実績を持つ。新型コロナウイルスへの効果実証はまだ出てきていないが、コロナウイルスや新型インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどには不活化効果を確認済み。顧客先の要望も多いため増産を決めた。

増産機種は当面、バス・ホテル向け、病院の室内向けの3機種に絞り、集中生産により迅速な出荷を目指す。

日刊工業新聞2020年3月5日

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新型コロナ

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