「ミニ自動運転車」発売、AIやロボットを学べる
グリーンノート(相模原市緑区、立石彰社長)は、人工知能(AI)やロボットの技術を学べるミニチュア自動運転車の学習キット「オリジナルJetbot」を発売した。専門学校や大学、企業の技術教育向けに提案する。
学習キットは米エヌビディアの開発キット「Jetbot nano(ジェットボットナノ)」を活用。ネジなしで簡単に組み立てられ、容易に技術を学べる。価格はジェットボットを含め4万5000円(消費税抜き)から。販売はテクモード(東京都台東区)が行う。一般向け販売も視野に入れる。
AIのプログラミング言語「パイソン」を使い、内蔵のモーターを制御して走行する。本体に取り付けたカメラの画像から障害物を検知して避けることも可能。人や物の後を追って走れる。画像認識はAIが行う。画像認識などの技術を学ぶこともできる。
グリーンノートは2018年に設立。主に技術コンサルティングを手がける。
日刊工業新聞12月13日