「知らない」が4割、有給休暇の義務化
インテージ(東京都千代田区、檜垣歩社長、03・5294・0111)が民間企業や公社勤務者(経営者を除く)に実施した意識調査によると、2019年4月から始まった有給休暇の義務化について、半年経過時点で全体の4割が「知らなかった」と回答した。
4月1日に労働基準法が改正され、年10日以上の年次有給休暇が付与された労働者に対し、そのうち5日は使用者が時季を指定して取得させることが義務づけられた。だが、39・2%が「知らなかった」と回答、さらなる認知の拡大が必要となりそうだ。
さらに5日以上の取得者は58・8%で6割近くに達するものの、10人に1人は1日も取れていないことも分かった。
日刊工業新聞12月3日