大阪万博ではロボットが自動で走り回る?自律誘導に追従

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ロボリューション(大阪府高石市、小西康晴代表、06・6606・8335)は、自動運搬ロボットシリーズ「ROBOLUTION(ロボリューション)」を開発し、実用化に向けた提案を始めた。ATC(大阪市住之江区)での実証を皮切りに広い用地を持つ企業や商業施設などとの連携を進め、2025年の「大阪・関西万博」開催までの実用化を目指す。

開発したのは自律走行型誘導ロボット1種類と自動追従型ロボット2種類。プログラミングされた経路を誘導ロボットが自動走行し、人搭乗型ロボットや荷物運搬型ロボットが自動追従する仕組み。先頭車両のみを自律走行とすることでシステムを簡易化した。

単品売りはせず、ソリューションごと提供する。当面はバックヤードでの利用がメーンだが、施設の利用客向けにエンターテインメント性を高めた新機種の開発も予定する。小西代表は「横方向の移動手段として、空間計画へ当たり前に組み込まれる移動ソリューションにしたい」と展開に期待した。

連結台数に制限はなく、ワンタッチで追従の切り替えができる。商業施設や空港で人と荷物を一度に運搬するなどの用途を想定。人に追従することもできるため、複雑な商品運搬などの運用も可能だ。今後は複数台走行による安全性などのデータを蓄積し、早期の実用化を目指す。

ロボリューションは大手企業とロボットの共同開発を手がけるベンチャー。小西代表は村田製作所でロボット製作を手がけた経験を持ち、生野金属(大阪府高石市)の代表も務める。

日刊工業新聞2019年11月20日

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