岩谷産業、RPAで約210時間分の労働時間を削減した

全社業務部門に導入

全国のRPA推進リーダーが参加するRPA推進会議

岩谷産業はガス業務の効率化を目的に全社の業務部門にRPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)を導入した。受発注作業など月間RPA処理1万2500件以上を達成し、業務処理改善効果は労働時間換算で約210時間分を短縮した。改善により創出した時間は、資料作成など営業補佐の拡充にあてる。RPA化が可能な業務のうち約5%を実現し、3年後をめどに10%まで高める。今後はグループ会社にもRPAを導入していく方針だ。

岩谷産業がRPA化を進めるのは、東京と大阪の両本社や12支社、61支店、各商品部の受発注関連業務。取引先の仕入れなどの受発注登録や売り上げの計上、請求関連など10業務が対象になる。業務部が中心となり、2018年度から本格導入を開始。各支社にRPA推進リーダーを置き、全国拠点で展開している。

同社はこれまでにも多くの手作業が発生する基幹業務の約60%は取引先と電子データ交換(EDI)データ交換により自動計上による効率化を進めてきた。

しかし、残る40%はEDIが難しく、入力頻度や開発費の費用対効果から業務担当者の手作業で対応していたという。

今回、このうち5%に相当する月間処理件数1万2500件以上をRPA化した。引き続きRPAできる業務を検討し、3年後をめどに10%まで引き上げ、同2万5000件を目指す。また、これまで未導入のグループ各社にもRPAを導入していく。

日刊工業新聞2019年11月12日

キーワード
岩谷産業 受発注 RPA化

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