自律・追従自在に!丸の内でロボットが農作物を運搬
都が実証実験、労働力不足や作業負担を軽減
東京都は、東京・丸の内の丸の内ビルディング敷地内で運搬ロボットの実証実験を行った。労働力不足や運搬作業での業務負担といった都が抱える社会課題の解決策として、運搬ロボの有効性を検証した。日本の農業や食文化を発信するイベント「ジャパンハーヴェスト2019」に合わせて実施したもので、運搬ロボは、来場者が行き交う中、農作物を運んだ。
物流におけるラストワンマイルを想定して行われた。アップクオリティ(東京都新宿区)の提供する「マーブル」と「エフィボット」というロボットを使用し、荷下ろし場所から約100メートル離れた販売店舗まで荷物を運搬した。マーブルが自律的に目的地に向かい、農作物を積んだエフィボットがマーブルを追走した。不特定多数の人が行き交う環境下で、安全性や安定性といった実用化に向けた課題を検証した。
今回の実証実験は、都の事業「Tokyo Robot Collection」の第3弾。
物流におけるラストワンマイルを想定して行われた。アップクオリティ(東京都新宿区)の提供する「マーブル」と「エフィボット」というロボットを使用し、荷下ろし場所から約100メートル離れた販売店舗まで荷物を運搬した。マーブルが自律的に目的地に向かい、農作物を積んだエフィボットがマーブルを追走した。不特定多数の人が行き交う環境下で、安全性や安定性といった実用化に向けた課題を検証した。
今回の実証実験は、都の事業「Tokyo Robot Collection」の第3弾。
日刊工業新聞2019年11月4日(ロボット)