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オリンピック競技の中から、子どもに向いているスポーツをAIが提案

オリンピック競技の中から、子どもに向いているスポーツをAIが提案

今月、行われた「ディグスポーツ」の体験イベント(山形・旧長井小学校第一校舎)

 電通国際情報サービス(ISID)は、子どもの運動能力をセンサーで自動測定し、どのスポーツに向いているかを人工知能(AI)が提案するシステム「ディグスポーツ」を旧長井小学校第一校舎(山形県長井市)に納入した。公共施設への導入は全国で初めて。身体計測や体力測定の結果を基に、一人ひとりの長所をAIが分析し、オリンピック種目を含む74種類の競技の中から、どの競技に向いているかを提案する。

 大型モニターに計測記録がリアルタイムに表示されるなど、誰でも楽しくチャレンジできるインターフェースにより、運動が苦手な子でも楽しみながらスポーツに目覚めるきっかけを作れるとみる。

 導入した旧長井小学校第一校舎は、木造の小学校校舎を集客施設に改築し、長井市が学びと交流のシンボル拠点としている。今後約半年間、ディグスポーツを体験できる催しを毎月実施する予定。
日刊工業新聞2019年10月24日

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