今度は「アマゾンロッカー」、昭和女子大で“大学初導入”が続く裏側

学内に学生・教職員用

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昭和女子大に設置したアマゾン・ハブ・ロッカー(同大提供)
 昭和女子大学はアマゾンジャパン(東京都目黒区)の「アマゾン・ハブ・ロッカー」を同大のキャンパス(東京都世田谷区)に設置、運用を始めた。注文した商品の受け取りや返品にこのロッカーを使うことで、再配達など時間的な制約が抑えられる。同大と、施設を共同利用するテンプル大学ジャパンキャンパスの学生や教職員が利用できる。合わせて設置による購買行動の変化で、調査研究も行う。

 アマゾン・ハブ・ロッカーはアマゾンのウェブページで注文した商品の受け取りを行う専門のロッカーサービス。購入者がウェブ画面でロッカーを選択し、商品がここに配達されると購入者のスマートフォンなどに通知される。購入者は記載のバーコードを使ってロッカーの解錠をする仕組みだ。

 コンビニエンスストア内の設置など始まったばかりで、昭和女子大はいち早く学内向けに導入した。教科書を注文し、そのまま大学で使用するなどを想定している。活動的で多忙な学生らに歓迎されそうだ。

 またロッカー設置によって、学生や教職員の購買行動がどのように変化するかを、同大グローバルビジネス学部の学部生らが調査する。アンケートやインタビューの手法により、新ビジネスの今後の可能性を検討する。

日刊工業新聞2019年9月26日

COMMENT

山本佳世子
科学技術部
論説委員兼編集委員

”大学で初めて導入”と目を引く案件が昭和女子大で続く。テンプル大学ジャパンキャンパスの誘致は大型ニュースで、ちょうどこの9月にスタートとなったが、これだけではない。少し前に出た、レジを使わずに購入品の精算をするダイエーの「ウォークスルー決済」の導入に感心していたら、今回はアマゾン・ハブ・ロッカーだ。同大の看板の坂東真理子理事長は元官僚だが、女性活躍を切り開いてきたからだろう、官僚とは思えぬ柔軟性や積極性が目を引き、昨今の同大の存在感アップに欠かせない存在となっている。

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