キヤノンのミラーレスと一眼、「レンズ」で融合

交換レンズを接合できるコンバーター開発

 キヤノンは、35ミリメートルフルサイズのイメージセンサーを使用したミラーレスカメラの最上位機種を2021年にも投入する。フルサイズミラーレス専用の交換レンズは3年程度かけ、一眼レフと同程度の品ぞろえを整える考え。ミラーレスカメラと一眼レフ用の交換レンズを接合できるコンバーターの開発も進める。一眼レフで築いた豊富なレンズ技術を生かし、プロユーザーを中心とするハイエンド層にミラーレスカメラを訴求していく。

 ミラーレスカメラの最上位機種は18年10月に発売した高価格帯の「EOS R」以上にカメラ本体と交換レンズとの通信機能を高める。プロトタイプ(試作機)がすでに完成しており、同社の一眼レフカメラの最上位機種「EOS―1D X MarkII」と同じ「プロフェッショナルモデル」に分類する見通しだ。

 フルサイズミラーレスの「EOS Rシステム」シリーズでは、「EOS R」など高価格帯2機種を展開している。同システムは、一眼レフのシステムと比べて交換レンズの設計の自由度や通信機能の高さが強み。通信機能とは、レンズとカメラ本体の間で光学情報や補正情報をやりとりし、レンズの動きを制御する機能。システムの特徴を生かしプロユーザーの期待に応える。

日刊工業新聞2019年9月6日の記事を一部編集

  

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