豊田通商、デンソーと組みアフリカで自動車修理・メンテ網

日系自動車のブランド向上に

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サポーテッド・バイ・チームトヨタの認定1号店(ケニア・ナイロビ)のガレージ。建物の左上に「Supported by TEAM TOYOTA」の看板がある
 豊田通商は、デンソーなどと協力し、アフリカで自動車の修理・メンテナンスサービス網を整える。アフリカではトヨタ自動車をはじめ、日系メーカーの中古車が流通しているものの、近年ではインド車や中国車、韓国車の割合が増えている。一定の技能がある自動車修理工場を「サポーテッド・バイ・チームトヨタ」として認定し、デンソーなどからの良品で廉価な部品を供給する。一般消費者へ安心・安価なサービスを提供し、日系自動車に対するブランド向上につなげる。

 6月にケニアでアフリカ1号店を認定した。今後、3年以内に60店舗を目指す。認定した工場を通じてデンソーなどの市販部品を使った保守サービスを行う。主に中古車の修理や整備を想定する。

 認定工場の技術者に対しデンソーと協力して技能トレーニングを行う。ケニアにあるトヨタ・ケニアアカデミーでは自動車技術者の育成のほか、一般の受講生も受け入れて自動車や建機、農機などの技術講座も行う。こうした拠点も活用する。

 豊田通商の完全子会社である仏商社CFAO(セーファーオー)は、仏エネルギー大手トタルとアフリカのメンテナンスサービスで提携。

 トタルがアフリカ全土で運営するガソリンスタンドで、エキスパートによる簡易修理とメンテナンスサービスを提供する「オートファースト」をケニア、セネガル、コートジボワール、カメルーン、ナイジェリアの5カ国で展開している。今後、オートファーストもウガンダ、マダガスカルで展開していく予定だ。

日刊工業新聞2019年8月29日(商社・流通・サービス)

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