東京圏の都市鉄道混雑率、昨年度の横ばい 大阪・名古屋圏は微増
国土交通省が18日発表した2018年度の都市鉄道の混雑率調査結果によると、東京圏の混雑率(輸送力と実際の輸送人員の比率)は横ばいで、大阪圏と名古屋圏は微増となった。平均混雑率は東京圏が163%(前年度163%)、大阪圏が126%(同125%)、名古屋圏が132%(同131%)だった。
国が目標とする「30年度に個別路線でのピーク時の混雑率180%以下」を超えたのは、前年度と同じ東京圏の11路線。最も混雑がひどいのは東京メトロ東西線の199%(同199%)で、11路線中8路線はJR東日本の路線だった。10番目の東急田園都市線は前年度比3ポイント改善の182%で、「クーポン券や無料バスなどのオフピーク対策が奏功したのでは」(国交省鉄道局)とみている。
国が目標とする「30年度に個別路線でのピーク時の混雑率180%以下」を超えたのは、前年度と同じ東京圏の11路線。最も混雑がひどいのは東京メトロ東西線の199%(同199%)で、11路線中8路線はJR東日本の路線だった。10番目の東急田園都市線は前年度比3ポイント改善の182%で、「クーポン券や無料バスなどのオフピーク対策が奏功したのでは」(国交省鉄道局)とみている。
日刊工業新聞2019年7月19日