マフラー型マスク、トレーニング用負荷マスク…マスク習慣がない海外で売れるのは?

【名古屋】くればぁ(愛知県豊橋市、石橋衣里社長、0532・51・4151)は、マスクで海外市場を開拓する。用途や形状、色、価格帯などで海外限定の商品を開発し、年内に発売する。販売は電子商取引(EC)を中心とする方針で、英語などの外国語サイトを年内に開設する。EC部門で拡販を図り、全社売上高を2020年10月期に5億円以上にする計画。

 用途開拓ではスポーツ選手向けにトレーニングの要素を取り入れたマスクを投入する。くればぁは呼吸時に負荷をかけて内肋間(ろっかん)筋や外腹斜筋など横隔膜筋以外の普段あまり使わない呼吸筋を使うことで、1日約200キロ―400キロカロリーの消費を促すマスクを商品化しており、このノウハウを生かしてスポーツ選手の呼吸機能などを鍛える商品を投入する。

 形状や色、価格帯などでは、日本に比べてマスクを着用する習慣があまりない欧米など向けで、大気汚染対策を兼ねながら着用しやすいバージョンを投入する。形状ではマフラー型マスクなどおしゃれなデザインの商品があり、これらを参考に外国人に好まれるデザインで商品化する。

 同社は海外向け商品投入以外でも、子ども向けマスクの新製品を20年に投入する予定があるほか、スマートフォンでの決済をしやすくするなどEC部門を強化している。EC中心のため地域は限定せずに全世界で開拓する方針。国内向けだけでは花粉症の時期など季節による売り上げの変動があるが、世界を対象にすれば季節による差が少なくなり業績の安定化にもつながる。

日刊工業新聞2019年7月18日

日刊工業新聞 記者

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07月19日
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