「東京の未来を想像して」(小池都知事)ロボサービスを品川駅などで実証実験

東京都が3カ所で18件を選定

 東京都はロボットが人間と共存しつつ多様なサービスを提供する実証事業の第1弾に使用するロボット18件を選定し、3カ所で実証する。港区の品川駅や竹芝埠頭(ふとう)、千代田区のオフィスでそれぞれ案内ロボや調理ロボなどの実証実験を行う。ロボの導入効果などを検証するほか、労働力の確保といった東京都の課題についてロボにより解決する姿を国内外にアピールする。今後第2弾も公募する。

 JR品川駅では22―23日に、人工知能(AI)案内ロボが駅利用者の道案内などを行う。雑音などが想定される駅の空間において、AIシステムを用いた対話の精度、音声認識、発話機能の評価などをする。

 8月21―23日に竹芝埠頭で開かれる「竹芝夏ふぇす」では、調理ロボや配膳ロボによる実証実験を実施。12月には、三菱地所が所有または管理する千代田区のオフィスビルで警備ロボとエレベーターの連動による実証実験を行う予定。ロボットが自律してエレベーターに乗り込み、他の階へ移動し、乗降することを想定する。

 また、同事業の名称を「Tokyo Robot Collection(トウキョウ・ロボット・コレクション=通称・ロボコレ)」に決めた。会見した小池百合子東京都知事(写真)は「(実証実験を通じて)先端技術を目の当たりにしてもらい、東京の未来を想像してほしい」と力を込めた。

日刊工業新聞2019年7月15日(ロボット)

  

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