ロボットに近づくと瞳孔が大きくなり反応、親近感を演出
関西大が技術開発(動画あり)
関西大学の瀬島吉裕准教授は、コミュニケーションロボットの瞳孔を大きく反応させて親近感を増す技術を開発した。ロボットの体に触れたり、触れようと近づいたりした瞬間に瞳孔を広げる。安価に親近感を演出する方法として提案していく。
液晶ディスプレーに球面レンズを重ねてロボットの瞳を作製した。黒目は青い虹彩の中心に黒い瞳孔を表示する。ロボの体に埋め込んだ静電容量式の近接覚センサーで、5センチメートル以内に人体が近づくと瞳孔を広げる。体に触れられそうになると、瞳孔反応が起きるため生命感が増す。
くまのぬいぐるみロボットを使って、直径23ミリメートルの瞳で瞳孔を1・5倍と2倍、2・5倍に広げて、それぞれの印象を調査した。2倍の拡大率が48%の人から支持された。
液晶ディスプレーの瞳は1万円以下で作製した。ハートの瞳や充血なども表現でき、演出の幅が広がる。瞳孔反応などのさりげない表現で、飽きにくく、長く寄り添えるコミュニケーションロボを目指す。
液晶ディスプレーに球面レンズを重ねてロボットの瞳を作製した。黒目は青い虹彩の中心に黒い瞳孔を表示する。ロボの体に埋め込んだ静電容量式の近接覚センサーで、5センチメートル以内に人体が近づくと瞳孔を広げる。体に触れられそうになると、瞳孔反応が起きるため生命感が増す。
くまのぬいぐるみロボットを使って、直径23ミリメートルの瞳で瞳孔を1・5倍と2倍、2・5倍に広げて、それぞれの印象を調査した。2倍の拡大率が48%の人から支持された。
液晶ディスプレーの瞳は1万円以下で作製した。ハートの瞳や充血なども表現でき、演出の幅が広がる。瞳孔反応などのさりげない表現で、飽きにくく、長く寄り添えるコミュニケーションロボを目指す。
日刊工業新聞2019年7月10日