中小「1万社」にIT導入へ、東商プロジェクトの中身

職員らが直接アプローチ

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小規模事業者にもIT導入を働きかける(イメージ)
 東京商工会議所はITを活用しない、または関心の低い60―70代の中小企業・小規模事業所経営者向けに「『はじめてIT活用』1万社プロジェクト」を実施することを決めた。本年11月から3カ年計画で東商職員らが直接アプローチし、ITを試し・始めることを働きかける。

 東商は1日、幹部約140人を集めて「2019年度夏期セミナー」を実施。その中で会頭、副会頭、特別顧問、委員長による合同会議を開催し生産性向上について討議、ITを「活用している」「今後活用するつもり」の層が増えていないことを問題視。

 特に5人以下の小規模事業者は約4割が利用していないことから、原因となる高齢・低関心の経営者へ直接働きかけを行うことにした。中小企業のIT導入の課題はコスト、目的・効果、ITスキル・人材、ツール、相談先にあり、課題解決のために七つのメニューを用意することにした。

 まず、従来の経営相談をIT面からも強化するほか、新たに「はじめてIT活用」相談ダイヤルを設置、「はじめてIT活用」事例紹介ウェブを開設するほか、中小企業基盤整備機構の「ここからアプリ」を活用し安価・簡単・便利な「身の丈ITアプリ」を紹介する。

 また体験型セミナーや業種特化型セミナーなども開催するほか、「触れる・試せるIT体験ブース」を本部・支部の窓口や金融機関窓口に設置。さらにはITベンダーと連携しITツール・アプリの「会員優待・お試しプラン」を提供する。

日刊工業新聞2019年7月2日

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