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JRグループで始めて65歳まで定年を延長する「東海」

定年延長を活用で人材確保
 JR東海は、2020年4月から、社員の定年を従来の60歳から65歳に延長すると発表した。少子化の進展に伴う採用環境の変化を踏まえ、業務経験豊富な社員が長く活躍できる環境を整えるのが狙い。JRグループで65歳定年を採用するのは初めて。

 JR東海はこれまで定年退職後に再雇用を希望した社員には「専任社員」として処遇してきた。

 都内で会見した金子慎社長は「今後の事業領域拡大に備え、定年延長を活用して人材を確保していく」と説明した。

日刊工業新聞2019年6月28日(商社・流通・サービス)

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