まずは米国で!キヤノンの新しいカメラは販売方法も異例

クラウドファンディングを活用するのは同社初

 キヤノンはファインダーと液晶画面のない若者向けの小型カメラ「アウトドアアクティビティカメラ」を、米国の大手クラウドファンディングサイト「インディゴーゴー」に出品する。クラウドファンディングを活用した製品発売は同社初。すでに特設サイトを開設しており、近日中に事前注文の受け付けを始める見込み。資金調達の目標額は非公表。

 同社の米国販売会社キヤノンUSA(ニューヨーク州)が販売を担う。日本国内の投入時期や販売方法については、キヤノンマーケティングジャパン(MJ)は未定としている。

 インディゴーゴーはクラウドファンディングの世界大手サイト。試作品のテストマーケティングに利用する企業が多く、資金調達の成功後も電子商取引(EC)に活用できるサービスも備える。

 キヤノンは、1990年代後半以降に生まれた「ジェネレーションZ」世代向けに新たなコンセプトのカメラを投入することを明らかにしている。販売面でも、若者への訴求力が高い方法で展開すると見られる。

関連記事:キヤノンが新製品で「スマホとレンズ交換式カメラの間」を狙うワケ

日刊工業新聞2019年6月27日

国広 伽奈子

国広 伽奈子
06月28日
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インディゴーゴーではベンチャー企業が手がける“とがった製品”も多く出品されているようです。メインターゲットとして思い描く層の輪郭が徐々に明確になっているように思います。アメリカでは7月10―13日にオンライン動画の祭典「VidCon(ビドコン)」が開催されます。キヤノン広報によると昨年はアウトドアアクティビティカメラなどの試作品をビドコンで参考展示していたとのこと。こちらとの関連も気になるところです。

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