洋上風力発電「対応に苦慮するほど引き合いが増えている」(シーメンス日本法人社長)
シーメンス(東京都品川区)の藤田研一社長は、都内で開いた事業説明会でガス&パワー事業の国内展開について「今後、年4―5件の中型発電設備を受注できるだろう」との見通しを示した。バイオマス発電案件は「過去1年間で5件受注し、予算を大幅上回った」と想定を超えるペースで受注を積み増していることを明らかにした。
日本での再生可能エネルギーは「洋上風力発電がブーム」となり、対応に苦慮するほど引き合いが増えているという。独本社は、2020年4月までにガス&パワー事業の分社化を予定している。
一方、産業用IoT(モノのインターネット)基盤向け基本ソフト(OS)「マインドスフィア」について、クラウド型に重点を置いてきたが「エッジ(現場)と両方必要な立場」とエッジにも注力していることを説明。生産現場でのデータ収集・解析から、「データをクラウドに集めて経営判断に活用する」までの広範囲なサービスを世界展開できる自社の強みを強調した。
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2019年6月24日2019年6月24日