スバルが警察庁からヘリ受注、自衛隊向け民間転用機で初

 【パリ=長塚崇寛】SUBARU(スバル)と米ベル・ヘリコプター・テキストロンは、日本の警察庁から民間用ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX=イメージ」1機を受注した。陸上自衛隊向け新型多用途ヘリコプター「UH―X」の民間転用機で、両社が共同開発。民間機としては今回が初受注となる。2021年3月に警察庁に納入し、岩手県警察に配属される計画だ。

 412EPXは1月に国土交通省から型式証明を取得、日本での受注活動を始めた。ベルが欧米、スバルが日本とアジアを担当。スバルの戸塚正一郎常務執行役員は「地産地消でお互いをカバーし、世界に向けて拡販したい」と力を込めた。

 スバルが独自開発した金属の表面を硬くするレーザーピーニングなどにより、最大全備重量を約5500キログラムとしたほか、出力を11%高めた。スバルの宇都宮製作所(宇都宮市)で生産する。スバルは95年に型式証明を取得した「富士ベル205B」以来、民間向けの完成機は受注しておらず、24年ぶりの民間機受注となった。

日刊工業新聞2019年6月20日

  

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