日本電産は「Nidec」に!社名変更は“完成品”への布石か
社名とブランド名を一致させる
日本電産は18日、京都市内で株主総会を開き、永守重信会長が将来的に社名を英語ブランドの「Nidec(ニデック)」に変更する方針を示した。総会後に会見した永守会長は「当社が(部品メーカーからさらに)完成品を扱うようになったら変わるだろう」と述べた。
“完成品”の内容や社名変更の具体的時期についての明言は避けたが、基準として「売上高が3兆―4兆円になった頃」(永守会長)とした。社名変更したパナソニックやオムロンなどを例に挙げ、社名とブランド名を一致させる重要性を強調した。
今後の売上高の推移については、2023年度には4兆円の見通しを示した。同社は中期目標として20年度に2兆円、長期目標として30年度に10兆円を掲げている。
永守氏が会長に専任し、“集団指導体制”になって1年がたつ。外部環境の変化が激しい中、吉本浩之社長は「厳しく言えばまだまだ。のんびりとしていられない」と述べた。
“完成品”の内容や社名変更の具体的時期についての明言は避けたが、基準として「売上高が3兆―4兆円になった頃」(永守会長)とした。社名変更したパナソニックやオムロンなどを例に挙げ、社名とブランド名を一致させる重要性を強調した。
今後の売上高の推移については、2023年度には4兆円の見通しを示した。同社は中期目標として20年度に2兆円、長期目標として30年度に10兆円を掲げている。
永守氏が会長に専任し、“集団指導体制”になって1年がたつ。外部環境の変化が激しい中、吉本浩之社長は「厳しく言えばまだまだ。のんびりとしていられない」と述べた。
日刊工業新聞2019年6月19日(エレクトロニクス)