「Dogフェス」のスタッフシャツにSDGsが描かれた理由

住民と一緒に地域活動を盛り上げたい

 見本市が開かれる「幕張メッセ」(千葉市美浜区)近くの公園で6日、地域の人が愛犬と楽しむ催し「Dogフェス」が開かれた。愛犬との撮影会、ドッグショー、愛犬家以外も参加できる工作会などに約1000人が訪れた。

 運営スタッフが着用したシャツやのぼりには、持続可能な開発目標(SDGs)のロゴが描かれていた(写真)。会場をめぐりながらゴール別の17枚のシールを集める企画もあった。

 主催者の1人が、リフォーム業のビッグアイ(千葉県習志野市)の杉浦克子社長だ。2018年末、友人から「経営にはSDGsが必要」と助言され、「SDGsの考え方に“ブレ”がない」と共感した。住民と一緒に地域のSDGs活動を盛り上げたいと考えたが、まだSDGsの理解に差がある。まずは知るきっかけを作ろうと、Dogフェスを通してSDGsを認知してもらう企画にした。

 イベントには29社と16人から協賛や賛同があり、「多くの人たちと関わり合えた」(杉浦社長)と語る。一般市民へのSDGs浸透が課題となっており、企業による市民向けの啓発機会も少ない。だれでも参加できるイベントは、多くの人がSDGsに関心を持つ場となりそうだ。

「SDGs勉強会」を開催いたします。


 企業活動に役立つSDGsとは何か? 経営・事業にどのような効果があるのか? SDGsをどのように始めたらいいのか? といった皆様の疑問に答えます。3回目となる今回のテーマは「Think globally act locally.」。本記事の執筆者である日刊工業新聞編集委員の松木喬なども講演します。積極的なご参加をお待ちしています。

 ●日時 6月20日(木)16時30~18時30分
 ●場所 千葉商科大(千葉県市川市)1号館1階 1101教室
イベント詳細・参加申し込みはこちらから

日刊工業新聞2019年5月17日

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

企業が地域でSDGsを盛り上げるイベントを開くことって珍しいと思います。たぶんNPOだったり、行政、学校の役割になりがちと思います。開催にはご苦労があったはず。20日、千葉商科大学で開催の勉強会に、ビッグアイの杉浦さんに登壇いただきます。

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