松屋の会員向けオーダースーツがこの値段!?

選べる高級生地が5万円から

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松屋本店で、サイズを測り、生地や裏地、ボタンなどを選ぶ
 松屋のオリジナルパターンを使った、会員向けオーダースーツ事業が堅調だ。5万、7万、10万円の三つの価格帯で、イタリア製や英国製の高級生地から選べる。一般的にはオプションとなる、袖口のボタンを外せる本切羽などが標準仕様だ。同社の宮崎俊一特別専門職部長シニアバイヤーは「同じ品質のスーツを海外のデパートで注文すれば、価格は2倍以上」と話す。現状の売上高2億円から、21年3月期には5億円を目指す。

 顧客は事前にネットで予約をし、東京・銀座の松屋本店に行ってサイズを測り、生地や裏地、ボタンなどを選ぶ。「型紙は既成だが、作り方はオーダーに近い」(同)。

 事業拡大のため、プラス4万円のメニューを追加。7万と10万円の生地に4万円を足せば、1人の職人がスーツ1着を丸ごと縫い上げる「丸縫い」で仕立てる。より立体感が出て、仕立ての良さを感じられるという。

 同事業は2017年9月にスタートした。当初上場企業の福利厚生サイトなどに掲載されてきた。松屋の「マツヤメンズクラブ」の会員(無料)になれば、男女を問わず、個人でも注文できる。

 現在会員数は約3000人、企業は銀行やゼネコンなど約80社が参加している。女性用スーツも製作可能でシャツも同時にオーダーできる。シャツは採寸データから、再オーダーはネットからでき、利便性も高いことが評価されている。

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