企業内に一体感を醸成する「運動会屋」の仕事の中身

組織文化デザインチームを設置

  • 0
  • 0
大人が本気になる運動会で得た高揚感や一体感を組織の文化として定着
 運動会屋(横浜市都筑区、米司隆明社長、045・590・2192)は、会社で運動会を開いた後の高揚感や一体感を、組織の文化として定着させるコンサルティング事業を始めた。ビジョン共有や組織課題の整理などを約半年かけて導入する。組織文化デザインチームを設けた。まずは年間数件程度の規模で立ち上げる。

 同社は運動会の企画や運営を代行し、民間企業や工業団地、学校や地域などから受注している。運動会の競技を通して参加者が団結し、組織での上下関係や部門の壁を取り払う効果がある。ただ運動会が終わると日常の業務や組織に戻り、団結した熱が冷めていく課題があった。

 そこで専門チームを作り、組織文化の定着まで支援する。まず目指すべき姿を共有して、組織課題を整理し、個人と組織の目標に落とし込んでいく。組織の指揮系統など、分断を生む構造を修正して運用していく。目標設定までに約3カ月、組織設計や構築に約3カ月かける。

 中長期で取り組む組織の文化醸成コンサルと、運動会などの短期的な施策の両方をそろえることで相乗効果を狙う。大人の運動会はルールを守りつつチームワークやリーダーシップを養う手法として着目され、海外への普及も始まっている。

日刊工業新聞2019年6月4日

関連する記事はこちら

特集