自律走行する監視ロボット、成田空港空で人と協働し巡回
セコムと成田国際空港(NAA)は29日、6月から同空港内で導入を始める自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」のデモンストレーションを公開した。従来の警備員による巡回監視業務に加え、ロボットが巡回ルートを自律走行し、搭載したカメラで画像監視する。人とロボットによる監視を使い分けながら効率的に警備強化を図る。国内空港では初めての導入となる。
NAAの第1ターミナルと第2ターミナルに合計4台を導入する。セコムロボットX2はレーザーセンサーで自分の位置を把握するため、事前に設定したルートを自律走行する。磁気テープや白線が不要。ロボットには全方位カメラや赤外線・熱画像センサー、金属探知機を内蔵したアームを搭載。ゴミ箱の点検も可能。立ち入り禁止区域ではレーザーセンサーでロボット周囲を監視する。
緊急時にはロボットを介して監視室との通話も可能となる。
NAAの第1ターミナルと第2ターミナルに合計4台を導入する。セコムロボットX2はレーザーセンサーで自分の位置を把握するため、事前に設定したルートを自律走行する。磁気テープや白線が不要。ロボットには全方位カメラや赤外線・熱画像センサー、金属探知機を内蔵したアームを搭載。ゴミ箱の点検も可能。立ち入り禁止区域ではレーザーセンサーでロボット周囲を監視する。
緊急時にはロボットを介して監視室との通話も可能となる。
日刊工業新聞2019年5月30日