その名は「富岳」!日本はスパコンで再び世界一を目指す
理研と富士通のタッグ、「京」の100倍の性能
理化学研究所は23日、スーパーコンピューター「京(けい)」の後継機の新名称を「富岳(ふがく)」と決定したと発表した。一般応募で寄せられた5000件以上の候補の中から選ばれた。松本紘理事長は「富岳とは富士山の異名で、性能の高さ、ユーザーや研究分野の裾野の広がりを表している。新たな研究基盤として、富岳の活躍を期待している」と話した。
富岳は2021年頃の本格稼働を目指し、理研計算科学研究センターと富士通により共同開発と製造が進められている。京と比較して最大100倍の性能や高い電力効率を実現し、世界最高性能のスパコンと見込まれている。創薬や防災、人工知能(AI)といった幅広い分野において、新たな研究開発の加速が期待される。
計算科学研究センターの松岡聡センター長は「性能の高さと汎用性が両立できた。富岳が実際に稼働し、国民の利益となる成果を生み出すことを望んでいる」と話した。
富岳は2021年頃の本格稼働を目指し、理研計算科学研究センターと富士通により共同開発と製造が進められている。京と比較して最大100倍の性能や高い電力効率を実現し、世界最高性能のスパコンと見込まれている。創薬や防災、人工知能(AI)といった幅広い分野において、新たな研究開発の加速が期待される。
計算科学研究センターの松岡聡センター長は「性能の高さと汎用性が両立できた。富岳が実際に稼働し、国民の利益となる成果を生み出すことを望んでいる」と話した。