剥離紙なし!水で貼る配送用ラベルの効果
トッパン・フォームズが開発
トッパン・フォームズは、裏面に剥離紙を使わない配送用ラベル「ライナーレスラベル=写真」を開発した。水を付けると粘着性が出る「再湿糊」を裏面に採用。剥離紙がないため、廃棄物を削減できる。ラベルの自動貼り付けができるオートラベラーも開発を進めており、人手不足が続く物流・通販業界の省力化や業務効率向上の需要に応える。ラベルと専用機をパッケージ化して販売し、2020年度に1億円の売り上げを目指す。ラベルのみであれば6月ごろから提供可能。その場合、価格は50万セットで350万―400万円。
オートラベラーは最低価格が600万円程度となる見込みで、利用状況に合わせてさらにカスタマイズをする必要があるという。
剥離紙をなくしたことで、作業中に廃棄物を回収して捨てる手間や廃棄コストを削減できる。オートラベラーのラベル取付部分の構造をより簡素に設計できるため、トラブル時の復旧作業や管理の負担軽減にもつながる。
ラベル裏面に採用したのりは、結露に強く伝票が剥がれにくい。マイナス20―30度Cの温度帯でも使用できるため、冷凍品にも対応する。
オートラベラーは最低価格が600万円程度となる見込みで、利用状況に合わせてさらにカスタマイズをする必要があるという。
剥離紙をなくしたことで、作業中に廃棄物を回収して捨てる手間や廃棄コストを削減できる。オートラベラーのラベル取付部分の構造をより簡素に設計できるため、トラブル時の復旧作業や管理の負担軽減にもつながる。
ラベル裏面に採用したのりは、結露に強く伝票が剥がれにくい。マイナス20―30度Cの温度帯でも使用できるため、冷凍品にも対応する。
日刊工業新聞2019年5月24日