IHIのグループ会社が開発した世界トップ級の舶用エンジンとは?

新潟原動機、低燃費の低速ディーゼル

グループ企業の新潟原動機が開発した低燃費エンジン
 IHIは16日、グループ会社の新潟原動機(東京都千代田区)が、4サイクル低速機関2000馬力級で世界トップクラスの低燃費となる新型船用4サイクル低速ディーゼルエンジンを開発したと発表した。燃料消費量が1キロワット時当たり178グラムを達成した。6月から本格的に発売する。

 低速、中速、高速のディーゼルエンジンで長年、培ったノウハウを活用して低燃費を実現した。内航貨物船やタンカー、フェリーなどで採用を働きかけ、年内に2台、2021年に10台、22年に20台の販売を目指す。

 新潟原動機のディーゼルエンジンは、前身の新潟鉄工所が日本初の船用ディーゼルエンジンを開発してから6月で生誕100年を迎える。「ニイガタ」ブランドの浸透・発展を目指す取り組みを進めており、新エンジンはその旗艦機となるもの。低燃費以外にも、最新の環境基準に適合し、環境と人にやさしい次世代エンジンであるとしている。

日刊工業新聞2019年5月17日

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