3Dプリンティング大活躍のエアバス機、JALに初登場

 欧エアバスは日本航空(JAL)向けの中大型旅客機「A350XWB」初号機の塗装を完了し、フランス・トゥールーズの塗装工場で完成披露(ロールアウト)した(写真)。初号機は赤色のA350ロゴを描いた特別塗装が施されている。今年半ばの引き渡しに向け、地上テストと飛行テストに入る。

 JALはA350XWBを合計31機調達する予定。席数は300―400席の中型ワイドボディー最新鋭機で、9700カイリの超長距離市場を含む、幅広い市場において運航の柔軟性と効率性をPRしている。初号機は9月からJALの羽田―福岡線に就航し、さらに国内のその他、主要路線に導入される見通し。客席数は369席。

 A350XWBは3月末時点で、世界の50社から890機の受注を獲得している。最先端の空力設計、炭素繊維複合材を使用した胴体と主翼などで燃費と二酸化炭素(CO2)排出量を25%減らせるという。

日刊工業新聞2019年5月9日

八子 知礼

八子 知礼
05月10日
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全世界で約900機受注しているというエアバスの新型機がJAL向けに初号機がロールアウトされたという。3Dプリンティング/Additive Manufacturing(AM)ソリューションの雄、ストラタシス・ジャパンの片山社長のコメントによると、同社FDM方式のプリンタで造形したスーパーエンジニアリングプラスティック製パーツが1機につき1000種類以上使用されている機体、とのこと。もはやAMは軽量化が要求される航空宇宙産業においては、なくてはならないものになっている確固たる事例。JALで搭乗できる日が楽しみです。

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