季節の変わり目に悩まされる“寒暖差”肌荒れを救う果物とは?

資生堂、メカニズム解明

 資生堂は、寒暖差が直接的に肌荒れを引き起こすメカニズムを解明した。温度の低下刺激があると、肌のバリアーと保湿に重要な役割を果たす酵素「カスパーゼ14」が減少することを発見。季節の変わり目に生じる肌の不調は自律神経の乱れのみに起因するものではないと解明した。また、木イチゴ果実抽出液がカスパーゼ14を増加させることも見いだした。健やかな肌を保てるスキンケア製品の開発を進める。

 3次元皮膚モデルに温度低下刺激を与える実験を実施し、同刺激がカスパーゼ14の遺伝子量を減少させることを発見した。同酵素は正常な角層を形成し、天然保湿因子を生産する働きがある。減少すると肌荒れが生じるという。

 さらに同社はカスパーゼ14を増加させる成分も探索。木イチゴ抽出液に産生促進効果があることを見いだした。寒暖差に負けない健やかな肌を生み出せる可能性がある。

 季節の変わり目や室内外の行き来で、寒暖差による肌荒れは身近に起きうる。改善すべく、研究を進める。

日刊工業新聞2019年4月25日

  

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