五輪で活躍の期待!三菱ケミのスポーツ用義足ブレード

義足走者の速度、最大化

 三菱ケミカルホールディングス(HD)は、子会社の三菱ケミカルから新形状のスポーツ用義足ブレード「グリフォンビーク」を発売した。かかと部分が後方に突きだした形状で、前方への推進力が高まると期待できる。価格は消費税込みで86万4000円。三菱ケミカルのホームページから注文を受け付ける。

 HD傘下の地球快適化インスティテュート(東京都千代田区)が産業技術総合研究所や東京大学、三菱ケミカルと共同開発した。コンピューター上でアスリートの動作を再現できる「デジタルアスリート」技術に、パラリンピック陸上競技選手の走行データなどを組み合わせ、義足走者の速度を最大化する形状を導き出した。素材は炭素繊維複合材。

 従来の義足ブレードは欧米製が中心。小柄な日本人選手はブレードを切断して利用することもある。東京パラリンピックでの利用も期待できそうだ。

日刊工業新聞2019年4月16日( 医療・健康・食品 )

  

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